漢字をイメージとして捉える (3)

私には、書くことが出来なくても読める漢字が沢山あります。
私は、自分が漢字を何文字くらい読めるのか計算したことがありません。
また、読める漢字の内、何文字が書ける漢字なのかも知りません。
そして、それが多くの日本人の方々の平均なのか平均以下なのかもわかりません。
でも、本を読むのも、ネット上のニュース等を読むのに不都合はありません。

勉強として、学校の授業に組み込まれた国語は、読む力とともに漢字とことばを覚える教育でした。そのため、読むことのできる本は覚えた漢字の範囲に限定されていました。
「小学〇年生用」とか「小学低学年」とかと記載されていたように記憶しています。

漢字カルタをしている虹組の子供たち

今、「こども教室with」の子供たちは、楽しい環境の中で沢山の漢字に触れています。
子供たちの漢字の習得は、ちょうど動物の写真をみて名前を憶えているのに似ています。
子供たちは、「ライオン」の写真を見たらライオンと言葉に出しますが、ライオンの写真のように絵をかくことはできません。でも、確実にライオンと虎の区別はできます。 同じように、子供たちは、漢字をイメージとして捉え、意味を理解します。
子供たちは、漢字を書けませんが、をカルタを取ることが出来るようになります。
このようにどんどん漢字に触れることは、もっと広い範囲の本に接することが可能になると考えます。
私が昔受けた教育のように、漢字を覚えたら覚えた分の本を読むのではなく、どんどんいろんな本を手に取って行けるようになるはずです。

 

漢字を覚えた数や、書ける数を競い合っても意味が無いようには思いませんか。
学校のテストのように、読めるとか読めないことに一喜一憂するのは意味がないと思います。
漢字を習得できないのは、教育する方のイメージの作り方が不足していると

考えます。
大切な事は、どんどん読める楽しさを習得することではないでしょうか。
本や新聞から得る知識で世界が広がることです。
詩や小説を読んで美しさや心の機微を感じることです。

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