漢字をイメージとして捉える (1)
私たちは、知らない間に漢字をイメージで捉えているようです。
例えば、スプレッドシートに縦に並んだ人名があるとします。
もし、それがローマ字で書かれているとなかなか見つけられません。
その上、アルファベット順に並んでいないと、見つけるのに増々時間がかかります。
ところが、漢字で書かれていると順番に並んでいなくても驚くほど早く見つけられます。
この差は、どこから来るのでしょうか。
恐らく漢字をイメージとして捉えているからではないでしょうか。
私は、アルファベットの名前を探すときは、ひとつづつ読んで確認しているようです。
一方、漢字の場合は読まずに次々と追いかけています。
また、同じようにスプレッドシートに、たくさんの動物の顔キャラクターが縦に並んでいるとします。そして、「猫の顔はどこ?」といわれた時、漢字と同じくらいのスピードでそれを見つけられるでしょう。
こども教室withのこども達は、みんな漢字をイメージでとらえているのだと思います。
漢字を読むというよりも捉えているという表現の方があっているような気がします。
※写真は、4歳のこども達が漢字かるたをしている様子です。