教育の役割-その3
コンピュータが人間の脳に近づいても超えられないのは、脳がまだ完全に解明されていないからです。
コンピュータが出来ないことのひとつが閃きです。
人間の無数の閃きが現代の社会を作ってきました。
子供達が社会の中で立ち位置を確保し、活躍するためには、子供たちの個々の創造力を見つけてあげ発展させて、閃きに繋げることです。
ミュージックステップは、閃きの展開の基礎を作るために非常に有効な方法だと思っています。
ミュージックステップは、実に簡単な言葉と動作から入っていきます。
「歩きながらのリトミック」で書いたように言葉に動作を合わせることでより理解が鮮明になります。
そのうちに動作が言葉を引き出します。
動作を正確にしたくなるので、集中して聴くようになります。
ミュージックステップの保護者の方はお分かりだと思います。
集中と動作と言葉が一体になることで子供たちは、まるで自分の一人でオーケストラをやっているような協調感を作っています。
動作と言葉がどんどん増えていくと益々集中力が必要になります。
その増大した集中力は、多くの知識や経験を短時間で吸収できるようになります。
子供たちに沢山の知識を与えてあげてください。
沢山の経験を与えてあげてください。
子供たちは、自分でそれを取捨選択していきます。
それが子供たちの社会の立ち位置を作ってあげる大切な基礎となるはずです。