トラウマの否定

アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。
これは、「嫌われる勇気」という本にも書かれていました。
また、「自分の意思決定は、経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。」とも書かれています。
例えば、Aさんが、昔、大きな交通事故に遭ったとします。
Aさんは、「それがトラウマになって、車の運転ができない。」と言ったとします。
事故は、人格形成に様々な影響を与えたことは間違いないでしょうが、それによって車の運転ができないということに因果関係はありません。
なぜなら、もし、因果関係があるのであれば、同じ事故を100人の人が経験したときそのすべての人は車の運転ができなくなります。
しかし、そのようなことはないでしょう。
できない人もいれば、何とか出来る人もいる、全然平気で運転できる人もいる。
この差は、それぞれの人が事故に対してどういう意味を与えているかということで生ずる差です。
「車の運転ができない。」と決めた人は、そう自分で決めただけのことで、その考えを改めれば変わることが出来るということです。
必要な事は、変わる勇気を持つこと、人は変わることが出来ると理解することです。

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