瘤取り爺さんと小太り爺さん

先週から、一つのクラスで、「瘤取り爺さん」の昔話が始まりました。
私が教材の準備作業中をしているとき、コンピュータ漢字変換が、「小太り爺さん」と出力しました。
思わず、コンピュータに向かって一人で笑っていました。
これでは、話の内容が全く違う方向になりますよね。
でも、同時に、そんな話があってもいいのかなあとも思いました。

「昔々、ある所にちょっとぽっちゃりのお爺さんが住んでいました。
お爺さんは、村の人々に『小太り爺さん』と呼ばれていました。
でも、お爺さんは、痩せられない理由がありました。
実は、お爺さんは、サンタクロースだったのです。」
などと作ったら、ちょっと平和な感じのお話になりそうですね。

石井式の漢字教育の中で、お話しを作るという課題もあります。
子供たちが、たくさんの本を読んでいく中で、知らない間に話の起承転結を身に付けているのかもしれません。そして、それを引き出してあげて実際の文章にしてみる。

とても、楽しい試みかも知れません。
ひょんなことで、誤った漢字変換から素晴らしいお話が作られていくかもしれません。

もし子供たちがお話を作り始めた時は、すぐにコンピュータに打ち込んでそのお話を残しておいて欲しいものです。
そして、是非ともそれを拝見したいものです。

おっと、その時は、コンピュータの漢字変換を間違えて、話が脱線しないように!!!

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