手話ソングの素晴らしさ

今年もこども教室withの発表会が計画されています。
私は、その中の大きな楽しみのひとつに子供たちの手話ソングをあげます。
私は、随分昔、日本語学校の発表会で子供たちの手話ソングを初めて見ました。
その時に、その雰囲気のやさしさにとても感動したことを思い出します。

****これは、2017年の発表会の手話ソングのようすです。*****

踊りの動きのひとつひとつにはそれぞれ何らかの意味があると聞きました。
また、その踊りの表現には積み重ねられた長い歴史があり、その歴史の中で、洗練された動きが形成されたのだと思います。
手話ソングは、体全体を使う踊りと違い、手と腕と顔の表情で言葉や感情の機微を表現します。そのため、普通の踊りよりも動きが小さくなり、動きそのものがやさしく見えます。

子供たちが清々しい歌声に合わせて、綺麗にそろえた動きをするのを見ると、思わず涙してしまいますよね。

このやさしさの他に手話ソングの素晴らしさは、いくつものことを同時に行う脳のトレーニングになるということです。
「歩きながらのリトミック」のところでも書きましたが、いろいろな動きを同時に行うことは、案外難しいことです。
まず、歌を覚えながら手話も覚え、記憶します。
次は、合唱をしますので、歌いながら先生の指揮に合わせ、他のみんなと合わせます。
そして、頭の動きや顔の表情を加えることで感情を込めていきます。
繰り返し練習すれば出来るようになると思います。
ただ、途中過程は、随分よい頭脳のトレーニングになりますね。

みなさんたくさん練習して上手になって、楽しく発表してくれることを期待しています。
一番楽しみにして、涙を拭くハンカチを準備しているのは、私かもしれませんが。

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